2014年8月10日日曜日

【銀座おもてなし留学 day2】 『銀座あけぼの』で学ぶおもてなし。①

こんにちは。
i.club KESENNNUMAの兼子です。

今回は、銀座おもてなし留学の二日目についてレポート致します。

4チームに分かれ、銀座の様々な店舗に伺った二日目。
大学生1名、高校3年生1名、高校2年生1名の3人が向かった先は…

和菓子店「銀座あけぼの」。


銀座三越の交差点にある、小ぎれいで可愛らしい、店内も木の素材で癒しを与えてくれるような、そんな素敵なお店です。

いよいよ始まるおもてなし留学に、かなり緊張気味の三人。
集合時間の9時、どきどきしながらお店に向かうと、副店長の関口さんと入社三年目の高橋さんが迎えて下さいました。

開店準備が行われる中、地下の店舗から奥に入り、まずは制服に着替えます。

ずいぶん時間がかかるな?着るのが大変なのかしら?と待っていると

3人が出てきました!



正直みんな似合いすぎて、一瞬普段の店員さんかと勘違いしてしまいました。

制服を着てぴしっとした姿はいつにも増してかっこいい!
気持ちの張り具合もよく伺える、凛々しい制服姿です。

何故時間がかかったかと言うと、
清潔感を失わぬよう、髪をしっかりと留める・バンダナにしまうなどのチェックを丁寧にして頂いたからなのだそうです。
お客様にお菓子をお出しする時に、髪がおりていたら「もしかして食べ物に入ってしまうのでは?」と心配になってしまいます。
安心して美味しくお菓子を頂いてもらえるよう、細心の注意を払う。
この時点から、「おもてなし」がもう始まっているのですね。



そして本日最初のプログラムは、店舗清掃。

看板拭き班と床磨き班にわかれ、お仕事開始です。
ここでもただお掃除をするだけではありません。
その「心」を、丁寧に語って下さいました。



「看板は、お店にいらっしゃるお客様がまず初めに見るところ。一番目につくところです。
そこを毎朝欠かさず掃除します。これを掃除することで、自分が「銀座あけぼの」という看板を背負っているんだな、と心から感じる。
背負っているからこそ、ぴかぴかにしなくちゃ。本気でそう思います。
お客様と会いたいしている中で、「おもてなししたい!」という気持ちがどんどん出てきて、それが掃除にも現れてきます。」


そんなお話を感慨深くお聞きしながらした、特別な看板拭きでした。



「床は、普段は目につかないところです。お店に入って、床を初めに見ることはあまり無いですよね。でもだからこそ、心を込めて毎日磨く。見えないところこそ、真剣にやる。細かいことや目につかない場所でも気にされるお客様もいらっしゃいますからね。そこを開店する前に一番最初に、毎日やるのがすごく大事なことです。


そんな素敵な、清掃する中での「おもてなしの心」を学ぶことができました。



高校生もこれを体験する中で、
「意外と力が必要で大変でしたが、だからこそやりがいがありました」
「掃除を大切にすることは、当たり前のようでなかなか気付けることではないので、実際やってみてよかったです」

という感想を言ってくれました。
後の振り返りでも、この清掃とその想いについては、高校生にとって大変印象深かったようです。


そのあとは
「おもてなしベーシック」という、銀座あけぼののおもてなしについて、講義を受けます。



アイコンタクトをしっかりととること
お客様をお見送りする時、その後ろ姿を2秒間見守ること
お客様が一番答えやすいような聞き方を心がけること
「いらっしゃいませ」とは、何の略?

様々な「おもてなし」の細かな例に触れることができました。

そしてこれを踏まえて高校生も、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」を実践してみました。
午後の活動に向けての大事な第一歩です。



そしてやってみると、これが意外と難しい!!
美しいお辞儀の仕方、間の取り方、先言後礼(言い終わってから、礼をする)を守ること。
色んな事を考えていると顔がこわばってしまいますが、なかでも一番大事なのはやっぱり笑顔!!


みんな一生懸命練習して、どんどん上達していきました。感心です。


そしてここで一旦休憩、お昼ごはんへ…!!


一息ついたところで、私も一息ついちゃいます。

次回は後半、いよいよ試食の実践です。

どうぞお楽しみにしていて下さい。


0 件のコメント:

コメントを投稿