2013年12月22日日曜日

きらきらと今を生きる


「まるまる、もりもり、みんな食べるよ♪」
テーブルに出された食べ物を、ペロリと全て平らげることでお馴染みの
i.club @AIZUのアイスブレイカー担当(?)の“だいちゃん”こと、森脇大(もりわきだい)です!

今月の始めから、ついに会津では、「ニシンの山椒漬け」をテーマに、
新しいクラブ活動「高校生による会津のドライフードのイノベーション!」がはじまりました!
会津初の“食”をテーマにしたプログラム。僕のテンションは“アゲアゲ!”。お腹は“グーグー”です! 
1/18(土)の第3回では、実際に「ニシンの山椒漬け」の良さを人々に知ってもらうアイデアを高校生が、実際に調理することになっています!
今後、僕が食べているシーンからも目が離せません!

ついに!i.club @ブログでの初投稿の順番が、僕に回ってきたわけですが、
普段の僕は、おとなしく、人見知りがち、恥ずかしがり屋なので、このブログでは普段の僕とは一味違った面を見せていきたいと思います!

まずは
「“だいちゃん”とは一体、何者なんや~?」
と気になっている方々に、今回の投稿では僕自身の紹介をしていきたいと思います!


現在、大学3年生!
僕は現在大学3年生です!
学科は国際農業開発学科という名称で、主に途上国における農業支援について学んでいます。途上国の中でも特に、東南アジアに位置する東ティモールという国において、QOLquality of life)を高め雇用を生み出すAppropriate technology (適正技術)についての研究をしています。

いいね! しまね! 本音?
そんな僕の出身地は、島根県の西部に位置する浜田市という港町です!
年越しを目前に控えたこの時期、来週には帰省できるので、とっても楽しみにしているところです!

〈地元、島根県浜田市の風景です!〉

しかし! 高校時代の僕を思い出してみると、「こんな田舎、二度と帰ってくるか!」という気持ちを原動力に、大学受験に取り組んでいました。
親戚が東京にいること関係で、小学生、中学生の夏休みには、東京に遊びに行っていました。1ヶ月も東京にいたことさえあります。
その経験から、東京と地元を比べ、地元に対して何もないとネガティブな感情を強く持っていました。

地元に対してのコンプレックスが、東京の大学に進学すること。そして、研究のフィールドに途上国を選び、世界に目を向けたことに繋がってきます。
高校時代の僕は、何もない地元に生まれたことは、僕自身の人間的価値をも下げるような気がして、島根県浜田市という土地に生まれたことに対して引け目すら感じ、都会の高校生に対して、「きらきらと輝き、今を生きている」そんな印象を抱いていました。

〈中学校の卒業式の時の僕です!今は若干、太りました〉


東京で気づいた、 いいね! しまね!
“何もない”地元に対して、コンプレックスは結局、地元にいる間は拭えませんでした。
そんな“何もない”というイメージが変わったのは、本当に些細な事でした。

大学のテストを目前に控えた時期、マクドナルドで勉強をしていました。
このマックでの勉強。これも実は、マックが車を使わないといけないほど離れていた地元にいるときには絶対に出来なかったことです。
学校帰りに友達と駄弁るマック。高校生の頃は、そんな都会的な放課後の風景にすら憧れを抱いていたのですが、この時は別の印象を持ちました。

たしかに、僕の高校時代にはマックのある放課後はありませんでした。
マックではなく、放課後はよく友達と学校の裏にある海に行き、夜遅くまで釣りをしながら、友達とくだらない話や将来のことを語りました。

地元での日常的な風景が、急に輝きを帯びて感じられました。

〈釣りをした海、自転車で通った学校への道〉


地元には都会と比べた時、ないものの方が目立ちます。
しかし、単純に都会的な場所だったり、大それた観光地といった場所でなく、生まれ育った場所だからこそ愛着を感じる場所。
そんな“名もなき場所”の存在に気づいた時、たまらなく地元を愛おしく思えてきました。

そして、同時に今まで都会に生まれた人と比べ、劣っているように感じていた自分に対しての考えも変わりました。
自然の光と音のなか、ゆったりとした時の流れが体の中に入り込み、不思議な優しさと幸福感に包まれて育った自分。
紛れも無く、島根県浜田市という土地に生まれた僕自身も、きらきら輝き、今を生きていたのでした。

「地元が嫌いだった。そして、地元が好きになった」
この原体験が、i.clubに関わりたいという想いを後押ししたように、振り返ってみて感じます。i.clubに参加する高校生も、活動を通して、地元に対してのイメージが変わる瞬間が訪れれば、とっても嬉しいですね!

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