2013年11月19日火曜日

「なまり節ラー油」という「もの」が人をつなげること。




こんにちは!i.clubのかずねです。
facebookでi.clubについて見てくださっている方・その他のところでお世話になっている方には知っていただいているかもしれませんね。


簡単に自己紹介すると

・京都出身
・ちっちゃいけどバレー部@高校
・大学では社会の関係(相関社会科学)・イノベーション・メディアについて勉強
といった感じです。
詳しくはおいおい。


初めてのi.clubブログ、何書こうかな、と思ったけど、
いま!なまり節ラー油しかないでしょ!ということで最近なまり節ラー油について考えていることを徒然と。

■なまり節ラー油のインパクトって?

i.clubの高校生がアイデアから実現フェーズまでリードしてきたなまり節ラー油。
ついにもうすぐ発売なわけですが、なまり節ラー油が与えてきたインパクトというのは各所にあります。
まず第一に、気仙沼のイノベーションを目標としてきたものを実現化することで、
気仙沼の良さが分かる形で体現され、気仙沼内外の人の認識が変わったり、そこから経済的な効果が生まれるというインパクトがあること。
そして第二に、モチベーション的な話で、
「なまり節ラー油が気仙沼の地元の人を、そして東京にいる人を、もちろんi.clubメンバーををつなげてきた」ということ。

そもそも第一のインパクトを考えているので、第二のインパクトは自分は最初そこまで考えていなくて、第二のインパクトの強さにびっくりした、というのがやってみての実感でした。

■「もの」がみんなをつなげる?

実はi.clubはこのなまり節ラー油からではなくそれよりも前から気仙沼でプログラムを実行してきました。
でも第二のインパクトについて、そこで感じたことはありませんでした。

違いはなんだろう?
そこで至った答えの一つが
「なまり節ラー油」が「もの」であること。
それまでのプログラムは全て、アイデアやプロトタイプの段階までで終わっていて、実現化をしたことはありませんでした。
そこが大きな違いなのではないかと思うのです。

なまり節ラー油の大きな目的は「気仙沼の良さを多くの人に知ってもらい、実感してもらうこと」にあると思います。
それを達成する方法はいくつかあって、
もしかしたらレクチャーのような"サービス"が適切かもしれないし
なまり節ラー油のような"プロダクト"が適切かもしれません。

もちろん、どんなものであれ、ひとつの目標をみんなで達成しようとした際に、団結することは出来ます。でも、それが見える・触れる「もの」だった場合に、より団結しやすくなるのではないかと思います。
例えばホテルの話を聞いたことが有ります。

ホテルはもちろんサービス産業。そのサービスの良さは実感しても、見ることが出来ない。サービスが行われていることを、実感する一つの方法が、サービスを見える・触れる「もの」にすることなのだそうです。
みなさんも、ホテルに行かれた際にトイレットペーパーのはしっこが折ってあったり、ベッドの上に花やメッセージカードが置かれているのを見たことがあるのではないでしょうか?そんな時「あっこの部屋を綺麗にしてくれている人がいるんだ」とふと、そのサービスに思いを馳せる。

今回、なまり節ラー油の実現化に当たっても、これと同じことが起こっているように感じました。
つまり、「なまり節ラー油」という「もの」が存在することで、多くの人の思いがこもっていること、みながここまで一緒に走ってきたこと、これを実現化させることで社会的インパクトを生み出せること、など多くのことをふと振り返らせてくれることが出来ました。

そして、こうして、なまり節ラー油を生み出す人たちをつなげてきたことはもちろん、
なまり節ラー油という「もの」は、それを見る人・触れる人・食べる人にも多くのことを振り返らせ、思いを馳せさせてくれるはずです。

さて、どれだけそれを多くの人に届けられるでしょうか?

なまり節ラー油、今週末発売です。
気仙沼:http://innovationclub.jp/news/announcement/647/
東京:http://innovationclub.jp/news/announcement/643/

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