2014年7月2日水曜日

「グローバル」が苦手な僕がi.clubに入った理由

はじめまして

現在、東京大学の4年生で、@SUZUKAではWSの設計のお手伝いや広報(つまりこのブログの執筆)をやっています。


左が僕で、右は@SUZUKAのディレクター森脇君です。

この団体をやっていて、周囲の皆さんから言われるのは

i.clubって誰が、何人くらいでやっているの?」

「普段、何しているの?」

「なまり節ラー油の宣伝隊?」
という質問、疑問です。

これって、ひいては
i.clubって何???

ということに繋がると思います。

そんな疑問を、なるべく、できる限り、力の及ぶ範囲で、解消したいと思い、日々のミーティングの様子や、いわゆる「進捗」をつらつらと書いていきたいと思います。


初回の今日は、自己紹介も兼ねて、なぜ僕がi.club に入ったのか、その動機を書いてみたいと思います。

実は、僕も今年の4月にi.clubに入ったばかりのまだ尻の青いひよっこです。

僕が所属するのは@SUZUKAというプロジェクトチームで、鈴鹿の伝統工芸品である「伊勢型紙」の新しいカタチを地元の高校生が考えるワークショップの準備や企画をしています。
伊勢型紙。細かい...


僕が@SUZUKAに加入しようと思ったのには大きく分けて二つの理由があります。

①「三重県」鈴鹿市だったから

僕は小学校は神奈川、中学、高校、大学全て東京という首都圏から出た事のない超がつくほどのシティボーイなんですが、生まれたのが母の実家のある三重県松阪市の産婦人病院でした。なので、毎年長期休暇の時期になると、家族で帰省して、松阪牛に舌鼓をうち、伊勢神宮前のおかげ横町でぶらぶらと買い物をするというのが定番になっています。

だから、地元の人々ほどではないにしろ三重県になんとなく愛着を持っていましたし、帰省するたびにころころと変わっていってしまう街並みに寂しさを感じていました。

「伊勢型紙」の存在を実は全く知らなかったのですが、愛着のある三重でアイデアづくりができて、それがしかも三重のためになるなら、そう思えたのが第一の理由です。



②「グローバル!!!グローバル!!!」うるさかったから

大学4年生ということで、世間の流れにのって、男もすなる就職活動というやつを1年間くらい(…..今現在も)しています。

色んな説明会に顔を出したり、採用HPをみてきましたが、企業が打ち出す「うちってここが魅力なんだよ!!」、あるいは「僕たち、こんな人材が欲しい!!!」ってある程度パターン化されると思います。

独断と偏見でそのパターンの頻出順位をつけたら


1位 リーダーシップ
2位 グローバル
3位 コミュニケーション
4位 好奇心
.
.
.


みたいな感じになると思います。
「グローバル」、簡単に言っちゃうと「海外志向を持っている」ことをがっちがちに押し付けられているような感覚を僕は強く持っていました。

この被害者意識の主な原因は、大学に入ってから英語を勉強しないのに比例して、英語力がどんどん落下していくことから生じる英語ぺらぺら勢への劣等意識や、留学する人たちのキラキラ感へのひがみでしょう。


その一方で(その反動として?)グローバルよりもローカルで生まれる活動やアイデアに、強く惹かれていました。

CMディレクターの今村直樹さんの『幸福な広告』 という本を読んだり、電通関西支社の手がけた文の里商店街ポスター展といった試みを知るなかで、「海外でばりばり働くよりも、こっちの方が自分にはやりがいも幸せもあるのではないか」と感じるようになっていました。

この直感は、まだうまく言語化できてはいませんが、「人と向き合っていること」や「自由に表現できていること」に惹かれたんじゃないかなと感じています。

そんな直感もあって、「伊勢型紙」という伝統工芸品の新しいカタチを地元の人と創り上げていくことに、大きな魅力を感じました。


以上のふたつの理由から、僕は@SUZUKAに入って、今こうしてブログを書いています。


「継続は力なり」という言葉の重みを、久々に受けたTOEICTOEFLの点数で痛感する毎日。

なんとか週に1回は更新していけたらと思います。



江藤

0 件のコメント:

コメントを投稿